〜第2章〜 ひとり治療家として生きる覚悟

『ひとり治療家として生きる覚悟』


退職を決めてから、正直、心の中はずっとざわついています。
ホッとしたような気持ちと、重たい現実が交互に押し寄せてくる。
それが「独立を決めた後のリアル」でした。

辞めると伝えた日の夜、院の鍵を閉めながら、


「本当にこれで良かったのか?」

自問自答していました。
スタッフの顔、患者さんの顔、社長とのやり取り。
一つひとつが頭の中をぐるぐると回って離れない。


◆ 「会社を辞める」=自由ではない

「辞めたら自由になれる」
そう思っていたけれど、実際は違いました。

会社という看板を外すということは、
自分の名前だけで勝負するということ。

これまで守ってくれた環境、制度、スタッフ、
そのすべてが“自分の責任”に変わる。

自由の裏側には「覚悟」がある。
退職を決めた瞬間、その言葉の意味を、
初めて身体で感じました。


◆ 「技術」だけではなく、「信念」で治す

今の院での施術も、
“ひとり院”を想定して動くようになりました。

午前に患者さんがいなければ少し遅く出勤し、
午後の最後に患者さんがいなければ早めに退勤。
会社員としては少しイレギュラーな動きかもしれませんが、
「自分の時間をどう使うか」を意識するようにしています。

週に1日だけでも、
「一人ひとりをしっかり診る」
という治療を実践しています。

時間をかけて、その人の体と向き合う。


痛みの原因を探り、生活習慣を聞き、


その人の“人生”に寄り添う時間。

これをやると、技術だけじゃなく“感覚”が研ぎ澄まされていく。
患者さんの言葉や表情の奥にあるサインに気づけるようになる。

技術があるは当たり前」「信念」で治す。

その感覚が少しずつ育ってきました。


◆ 「なぜ独立するのか」を、何度も考えた

独立は「逃げ」ではなく「挑戦」です。

でも、最初はどこか“逃げたい気持ち”もあったと思います。

スタッフ教育の大変さ、
数字のプレッシャー、
人の入れ替わりの多さ、
理不尽な評価やシステム。

頑張っても、報われないこともある。
でも、それでも続けてこられたのは、
「患者さんのため」だけでした。

どれだけ忙しくても、
「あなたがいい」と言ってくれる人がいた。
それが支えでした。

だけど、ふと思ったんです。
“もっと一人ひとりを、深く治したい”って。

そして気づきました。
このままでは、それができないと。


◆ 「辞める」ではなく、「始まり」

だから、退職は“終わり”ではなく“始まり”なんです。


会社を出ることがゴールじゃない。

そこからようやく、自分の治療人生がスタートする。

独立して、自分の院を構えること。
患者さん一人ひとりにしっかり時間を使うこと。
そのための環境を、ゼロから作ること。

怖さもあります。


でも、それ以上にワクワクしています。

自分が信じる治療を、自分の責任で貫ける。
その覚悟をもって、
今日も“ひとり治療家”としての準備を進めています。

ヘヴァン整体院は、こんな方におすすめです。

・慢性的な肩こりや腰痛を繰り返している
・「とりあえず揉む」だけでは不安を感じている
・自分の身体の癖や原因を知りたい
・身体の使い方や生活習慣から整えたい
・その場しのぎではなく、根本から改善したい
・“通い続ける”ではなく、“卒業”を目指したい

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